愛犬の留守番のしつけ方がわからず困っていませんか?
この記事では、愛犬が留守番できるようになるためのしつけの方法についてご紹介します。
・犬の留守番のしつけ方がわかる
・読んだ後、すぐに実戦できる
目次
最初にやるべきことは「環境づくり」
しつけを始める前に必ず必要になるのが「環境づくり」です。
これをやっておかないと、愛犬が留守番をしている間に危険な目に合うことになります。
脱水症状や誤飲などが特に危険な例で、最悪の場合は命に関わります。
以下の記事を参考に、お留守番に必要な環境づくりをしっかりと行ってください。
誤飲の可能性があるものを無くす
留守番中、愛犬が行動できる範囲内に誤飲してしまう可能性があるものは必ず移動しましょう。
(例)
・小物インテリア
・アクセサリー
・ごみ箱
基本的に犬の口に入るサイズの物は、誤飲の可能性があると見るべきです。
これらは全て犬の届かない場所や別の部屋に移動するか、箱や引き出しの中に入れましょう。
十分な量の飲み水を用意する
脱水症状防止のために、水はいつもより多めに準備しておきましょう。
万が一暴れてもこぼれないようなものに入れておくと更に安心です。
室内を適温に保つ
冷房:22度
暖房:20度
ただ、犬にとっての適温というのは判断が難しい部分です。
犬種や毛の長さ、生活環境の違い、季節などによって適温は変化するので、「○度にしましょう」と断言するのが難しいです。
上記の数値はあくまで参考としてください。
このあたりを別の記事でまとめていますので、こちらを参考にしてみてください。
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留守番グッズを準備する
留守番用のグッズを準備してあげることがとても重要です。
愛犬のお気に入りの留守番グッズを最低一つは見つけてあげましょう。
まだ準備していないという方は下の記事でオススメのお留守番グッズを紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね。
お留守番グッズが必要な理由は説明するまでもありません。
あなたがもし、何もない部屋でずっと過ごしてください、と言われたらどうでしょう?
想像するだけで苦痛だとわかるはずです。
これは犬にとっても同じで、留守番グッズがないということは、何もない場所で何もせずにずっと過ごせと言われているのと同じなのです。
普段の生活に近い状況をつくる
テレビや電気(夜の場合)を付けたままにしておくのも一つの手です。
普段の生活に近い状況を作ることで、飼い主のいない特別感を軽減できます。
ハウストレーニングが有効
ハウストレーニングができていると留守番のしつけが、かなりやりやすくなります。
まだやっていないという方は是非一緒に始めましょう!
ハウストレーニングについては以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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しつけの方法
いなくなる時間を少しずつ増やす
愛犬の視界から消える時間を作ります。
まずは1分 (慣れている子は5分)、愛犬から離れましょう。
その間、ワンちゃんが吠えても鳴いても、グッと我慢してください。
これを数日かけて繰り返し行います。
そして、1分いなくなっても吠えないようになったら時間を5分、30分、1時間と少しずつ伸ばしていきます。
飼い主が出かけることは日常の一部であり、必ず帰ってくることを覚えさせましょう。
出かける前に留守番グッズを渡す
待つ時間が伸びてきたら、出かける前にお留守番グッズを渡しましょう。
お留守番グッズがある = お留守番
愛犬の中で、この認識が出来上がるように癖づけます。
言い換えると「留守番スイッチ」が入るようにしてあげます。
ただし、これを実践するよりも前に、ワンちゃんのお気に入りのお留守番グッズを見つけておきましょう。
まずはグッズを準備し、遊ばせてみて気に入ったものをお留守番グッズとすればOKです。
いきなり試すと、そのグッズを嫌いになってしまうだけで終わってしまいます。
オススメお留守番グッズはこちら!
しつけのタイミング
お留守番のしつけの開始適齢期は生後3ヶ月からと言われています。
しかし、何歳から始めても全く問題ありません。
しつける上での心構え
失敗を叱らないこと
最初はできないことが当たり前です。
元々犬は群れを好む習性があり、独りぼっちになるとストレスが原因で「分離不安」を起こします。
この「分離不安」により、衝動的な行動に出てしまい、様々な失敗をしてしまいます。
そういった行動を行うことで、ストレスを軽減し、心の平静を保とうとしているのです。
ワンちゃんはやりたくてやっているわけではないので、もししつけ中に粗相をしてしまったり、物を壊したり、吠え続けたとしても叱らないようにしましょう。
根気よく続ける必要がある
どんなしつけでも同じですが、簡単には成功しません。
何度も何度も繰り返し行うことで、ワンちゃんに覚えてもらうのです。
なので、絶対にあきらめてはいけません。
ただ、どうしてもできないと思った場合は、獣医やドッグトレーナーに相談しましょう。
出来た時には大げさすぎるくらいに褒める
しつけのポイントは成功体験です。
飼い主に褒められることで、自分の行動が正しかったことを理解できます。
犬は人間の言葉を理解できないので、これでもかというくらいに褒めてください。
留守番できるようになった後の注意点
留守番させてよい時間
食事のタイミングを考えると最大12時間が限界でしょう。
ただし、これはあくまで目安でしかありません。
個体差や性格もありますので、できれば8時間以内に収めるようにしましょう。
愛犬の気持ちを考えよう
愛犬がお留守番できるようになったことは素晴らしいことです。
ですが、お留守番ができると言っても、独りが寂しい気持ちに変わりはありません。
ワンちゃんにとって一番は飼い主の存在です。
あなたとの時間が何よりも嬉しいのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
まだまだワンちゃんと一緒に出掛けられる場所は多くありません。
全ての場所に連れていけない以上、いつかは愛犬にお留守番してもらう時が来ます。
その時の為、早いうちからお留守番できるようになってもらえれば安心できますよね。
お留守番してくれる代わりに、一緒にいる時はめいっぱい可愛がってあげてくださいね。